 |
それでまた何年後かに後悔するんでしょ? |
 |
 |
(急に遠い目をして煙草に火を付け、吐き出してから)ああ、かもな。人生は後悔の連続だ・・・分かるだろう? |
 |
そうかもしれませんね・・・では今までで最も後悔した事とは? |
 |
 |
そうだな、どう考えてもこのインタビューを引き受けたことかな。 |
 |
えっ!? |
 |
 |
そりゃそうだろ!オマエとくだらない事喋ったからってキックが太くなる訳でも無いしよ。早坂ひとみのビデオでも見てたほうがよっぽどいろいろ太くなるよ。 |
 |
じゃ最初から引き受けなきゃ・・・ |
 |
 |
だから、人生は後悔の連続って言っただろうがよ!最初は面白そうだからやってみるのさ。で、気が付くと相当面倒臭い状況だ。ああ、本気で腹が立ってきた。 |
 |
ではもう今後インタビューに応じることは・・・ |
 |
 |
無いね。断じて無い。お前は相当ラッキーなやつだ。 |
 |
・・・ではこの際気を取り直して色々伺っておきますね。THE FUNK MESSANGERS名義のEPの冒頭ではサンプリング・ヒップホップの扉を開いた、あのMARLEY MARLからシャウトアウトを貰ってましたね。 |
 |
 |
そうだ。オレ達の出発点はMARLEYに対する回答だ。だがアレはMARLEYからシャウトを貰ったものをそのまま乗っけたんじゃなくって、サンプラーに放り込んでチョップした(!)んだ。よく聴いてみろ。アノ曲の拍の裏では、実はMARLEYのブレスが絶えず鳴っている。あれはサンプリング・ヒップホップ復権の息遣いだ。帰ってきたファンクいい男達のフレッシュな呼吸なんだよ。オレ達の美学は、MARLEYに敬意を払って収録したこの出発点から今に至るまで延々と続いているのさ・・・。 |
|